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 人吉市中心部を車で通るたびに、空き地が増えていくのを実感する。以前ここにはどんな建物があったのか思い出せない所もある。あれから一年、今月は水害被災の手記をたくさん寄せていただいた。載せきれなかった分は次号に掲載させていただく予定。★今月は少ない分量になったが、『田舎教師』(82頁)の田山花袋はその生涯において二度人吉を訪れている。昭和25年に人吉商工課が刊行した『人吉に来た文人』という冊子にも取り上げられていたことを最近、本誌編集委員の山口啓二さんと話していて思い出した。二度目に人吉を訪れた昭和2年6月には町をあげての大歓迎を受け、翠嵐楼でひと風呂をあびて鮎料理に舌つづみをうち、球磨川下りをし、後にその様子を有名な紀行作品『日本一周(中編)』に発表している。★花袋が見た昔の暮らしにいつ戻れるのか、溜息交じりに先のことを思う今日この頃である。(ま)

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