編集後記

 10月17日、八代市内の仮設住宅に住む編集主幹を見舞った後、国道を使って坂本町に入った。復旧はまだまだのようで、道のあちこちに流木や瓦礫が積んだままになっている。道路は崩落している箇所が多く容易に通行できる状況ではなかったが、許可をもらって球磨川沿いを遡った。川から十数メートル高い場所にある住宅も、一階の屋根まで浸水したようで、建具などが全て外してあった。重機が入っている所もあるが、復旧はだいぶ先になると思われた。★それにしても地形が変わるほどの水の威力は怖い。肥薩線の線路も浮き上がり、木があった場所も根こそぎ流失している。今号の森明香さんの論考「『土中環境』から災害を考える」(14頁)がそのメカニズムを知る手がかりになるであろう。★今回、支流を含め球磨川流域を歩いてみて、7・4水害は「山の問題」である気した。流域全体を見回した時なぜ今、ダム待望論が浮上しているのか大いに疑問が残るし、自治体は被災した多くの住民から直接声を聞く必要があるではないかと思った。(ま)

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