「年収103万円の壁」の見直しをめぐる問題が連日報道されている。恩恵を受ける人も少なくないだろうが、それに多くの時間を費やす必要があるのだろうか。どうも政党のパフォーマンスにしか見えない。今の日本の喫緊の課題である物価高、トランプ再選で懸念される防衛・エネルギー・関税などの問題が、棚上げされているのが気になる。★本誌で何回か紹介した田中一彦さんが今年の9月に渡米され、「須恵村」に関するシンポジウムで発表されるようだ(54頁)。これが多くのメディアに紹介され、須恵村研究の貴重さが知られることを願う。★前号のこの欄で道の駅・坂本が一年半後のリニューアルオープンと書いていたが、「二年半後」の誤りにつき訂正させていただくが、かなり先のことだと思うと、ため息が出る。★何回か告知させていただいた本誌10周年祝賀会の案内を63頁に掲載している。興味のある方はご確認を。(ま)