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第39回「熊日出版文化賞」受賞作!

木﨑康弘 著

肥後と球磨、その原史世界に魅せられし人々
―肥後と球磨の考古学史―

2017年6月31日発行
A5版 約600頁 上製本
定価3,000円+税(送料200円)

元・熊本県立装飾古墳館館長の著者がライマンと大野貝塚の関わりの情報に出会ってから始まる日本考古学史への旅。6年の歳月を経て、考古学者たちの眼差しの実際を、肥後と球磨の考古学史として跡付けることを目的にまとめた一冊。

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目 次

プロローグ 球磨の考古学事始
一 球磨の考古学研究は、かくして始まった
二 熊本県教育会史跡調査部の活躍
三 『球磨郡郷土誌』「五、古墳」の記事

肥後国と球磨
一 肥後国の成り立ちと球磨
二 球磨の原史世界への誘い

考古学黎明期の肥後
一 はじめに
二 石器時代遺跡への注目
三 肥後の古墳への注目
四 肥後考古学の息吹き

明治期、球磨の考古学
一 「人骨及刀剱類発堀御届」と稲留三郎翁の類推
二 土佐の考古学者・寺石正路、闡幽舎主人と稲留三郎
三 城ヶ峰。闡幽舎主人と坪井正五郎の話
四 土佐の考古学者・寺石正路の球磨漫遊
五 八木奘三郎・江藤正澄・田代離三と湯山の石器

考古学揺籃期の肥後 203
一 はじめに
二 熊本県における史跡顕彰の原点
三 考古学者たちの肥後訪問と古墳調査
四 京都帝国大学と肥後の考古学
五 考古学者たちの肥後訪問と石器時代遺跡調査
六 大正初期、地元研究者の成長
七 考古学確立期の肥後へ、肥後考古学会の設立
八 肥後考古学会の設立前後の学的熱気

大正期・昭和初期、球磨の考古学
一 新発見・大発見 球磨の考古学
二 柴田常惠の球磨旅行談
三 京都帝国大学装飾古墳調査の球磨
四 ある考古学者の誕生
五 考古学者高田素次の活躍
六 復興、肥後考古学会と考古学ボーイ・ガールの登場
七 夭折した、ある考古学ボーイへの憧憬

追記と謝辞
引用参考文献
索引

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▽2022年10月9日
国宝・青井阿蘇神社「おくんち祭」

▽2022年10月21日~11月27日
八代城築城400年記念・秋季特別展覧会 「町人と百姓の江戸時代」
(八代市立博物館未来の森ミュージアム)

前田一洋/著  上中万五郎/絵

 老人がパソコンででたらめに操作していたら「あの世」との交信に成功した。そこから始まる冥土の改革。バチかぶりと銘打った、皮肉たっぷりのユーモア小説。

2016年11月3日発行
■A5判/並製本/248頁
■定価1,500円(+税)
送料100円

    目 次
序文「冥途の中改革に着手」前田一洋 6

PartⅠ 冥途inジャパン
1 MHKへのパスワード 10
2 変わり果てた極楽 16
3 十王の時事解説 24
4 地獄こそ極楽なのに 31
5 あっ原節子さん 38
6 新しくなった三途の川 47
7 地獄から必死の勧誘 56
8 〝死〟のないあの世 61
9 開発された超長寿薬 67
10 人生なんと五百歳 72
11 長寿に泣く人笑う人 78

PartⅡ 〝in〟した冥途では

12 ああ、これこそが断末魔 84
13 「おくり人」さま様 90
14 死顔なんて観るなよ 96
15 生有、本有そして死有 101
16 霊魂の瞬間移動 108
17 三途の川にご到着 114
18 やなぎの婆さんを騙す 118
19 冥界財政難の元凶 126
PartⅢ エンマ大王との対面

20 お寺や坊さんに八つ当り 136
21 水温マイナス二七三・一六度 142
22 ウキウキ霊魂 149
23 閻魔庁から艶磨の館へ 151
24 熊本弁でのご応対 153
25 大王の代役を頼まれる 160
26 カグヤ姫ご愛用の牛車 163
27 鬼子母神の姉ジョ 164
28 地獄往きの優先順位 169
29 地獄からのお出迎え 173
30 暴力団の一掃にも応用 176
31 最高のテーマパーク 179
32 地獄の楽しみ方 183

PartⅣ 冥途のホームレス

33 賽の河原にブルーシート群 187
34 幸せな幼子の亡者たち 192
35 なぜあの世にホームレスが 202
36 最高の娑婆断ち術 210
37 福神漬けと下駄菓子 214
38 脳ミソ以外はご遠慮なく 217
39 想像以上に明るいあの世 224
40 浄ハリ鏡による興行成績は 230

応援文 「ありのままの自分が好い」硯川眞旬 236
「現世と来世のはざまにて」岩本泰典 238

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