2018年 7月

 暖冬の今年は2月に入ってからすぐに、花の話題が溢れた。梅・桃・河津桜などの写真がテレビやネットで取り上げられ華やいだ光景を見せてくれた。やがて表紙写真にあるような桜の話題も増えてくるだろう。水害で被災した流域の各地にも菜の花が咲き、自然の逞しさを感じさせている。★今月も「懐かしの道具図鑑」(49頁)で、かつての暮らしの様子を紹介している。昭和の時代は多くの人が身近な材料で道具を作り、創意工夫で暮らしを豊かにしていた。便利な道具ばかりに囲まれた現代人は、頭や手を使うことがなくなり、工夫する能力が衰えているのではないかと感じさせる。★流域では今、ひな祭りイベントが真っ盛りである。コロナ禍も収まった今、賑やかな春になることに期待したい。(ま)

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