会社概要

 

  細川藩の御用絵師「矢野派」についての大倉隆二氏の論考(3頁)によれば、藩のバックアップがあったからこそ矢野派独自の画風を確立できたらしい。江戸時代の熊本には浮世絵などの流派は興らず、武士だけでなく町民までもが矢野派の絵を鑑賞していたという。★小山勝清については本誌で何度も取り上げているが、今回紹介した「民俗主義文学論・緒論」は勝清が亡くなる前年に書かれた遺作である(47頁)。従来の歴史書には庶民がいかに生活したかについての記録がなく、この空白を埋める研究分野が民俗学である。次号に掲載する前山光則氏の論考で勝清の著作の意義を探りたい。★年末に飛び込んで来たニュースであるが、製紙メーカーが印刷用紙の大幅な値上げをするという。原材料の高騰や輸送コストの上昇により、一月出荷分から20%も上げるという。このことは、紙媒体を扱う関係者にとっては大きな痛手となるだろう。本誌も影響を受けることは必至で、昨年秋に値上げされた送料とのダブルの痛手。購読料の値上げも検討しなければならないのかとも思う、なんとも頭の痛い新年の始まりである。(ま)

カレンダー

2019年2月
« 7月    
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
2425262728  

インフォメーション

新刊案内

肥後と球磨、その原史世界に魅せられし人々     詳細→

Facebook